プリキュア騒動と40代について

ベンチャー社長こと、生島 勘富さんの起こしたプリキュア騒動は、まだくすぶっているようで(^^;
http://agora-web.jp/archives/1490451.html
結局のところ、まだ妥当だと思っているのかどうかもよくわからないですねぇ。
とりあえず一連の流れで個人的に思ったのは、


「データベース扱っている人なのに、データに対する考え方がおかしくないか?」


だったり(^^;
http://togetter.com/li/368518
「必要条件」「十分条件」って単語を出してしまっているために、話はさらにややこしくなってますねぇ。
これ、「必要条件」の意味を生島さんが間違って使っているっぽいんですよね。
言いたいことのニュアンスはわかりますが、「必要条件」という言葉を使ったことで、それが伝わっていないように見えます。
おそらく、言いたかったのは、


「「幼女に対する犯罪者」は「幼児向けアニメ」を見ていることが多いイメージがある。」
  ↓
「だから、報道は妥当だ。」


だと思うのですが、「必要条件」という言葉を持ち出したことと、変な数字を持ち出したことで、話は複雑に(^^;
「必要条件」という言葉により、「幼女に対する犯罪者」は「幼児向けアニメ」を見ている必要があるということになります。
これは、「幼児向けアニメ」を見なければ「幼女に対する犯罪者」は生まれないということです。
実際には、そんなことはないわけで・・・「幼児向けアニメ」が始まる前に「幼女に対する犯罪者」が存在したという
事実により、簡単に否定される間違った主張です。
まぁ、この辺が、生島さんの思い込みとして否定されている部分なのですが・・・


そもそも論としては、「幼女に対する犯罪者」と「幼児向けアニメ」を勝手に関連させているわけでー
この関連ってのは、話の流れから性的なーいわゆる「ロリコンがいたずら目的」的な発想ですねぇ。
元の記事には、そのような目的があったかどうかは書かれていないわけで・・・
なんつーか、プリキュアにしても見たことがないと言っているわけで・・・
子供居る人は、見たことある人も結構いると思いますがー
プリキュアをみて、その犯行を実行しようなんて発想が浮かぶかといえば、浮かばないでしょw
生島さんのように知らない人は、イロイロ想像してしまうんですねぇ。


そうですねぇ、生島さんの年代でも理解できそうなのは、「魔女っ子メグちゃん」とか「ハイジ」かなぁ。
プリキュアではなく、これらの名前で、今回の記事があった場合にどう思うかってとこですね。
でもって、生島さんのいう、「カウンセリングのアナウンス」が番組で流されてどう思うのか。
プリキュアを知っている人からみたら、「カウンセリングのアナウンス」なんて発想するほうが、どうかと思うわけで・・・
いや、子供と一緒に見てて、そんなアナウンスだされると、困るでしょ(^^;


40代は、「オタク」という言葉が生まれた時期を知っていて、そのときの「オタク」は今とは別物であり、「オタク」に対する偏見が強い年代です。
また、「萌え」という文化が生まれるときには成人だったわけで、これまた偏見が強い傾向にあります。
「エロ」は理解できるが「萌え」は理解できない人が沢山いるんですわ(^^;
「エロ」目的の「ノーパン喫茶」は理解できるが、「萌え」目的の「メイド喫茶」は何がいいのかわからないわけです。
だから、成人男性が「萌え」目的でプリキュアを見るという行動は理解できないのですよ。
この辺は、どう説明しても40代に伝わることは無いと思っていいんじゃないかなと。(^^;
40代の感性では「オタク」=「キモイ」が普通であり、どうやってもここはかわらないという認識がないと、会話がなりたたないのです。


生島さんの音声による会議?もライブで聴いていましたが・・・文字の時より酷い感じ?w
酷いってのは、進行というか、説明的なもので、言葉遣いとかじゃないです。
言葉遣いは丁寧でしたね、別人だと思うぐらいにw
@ITの時、いや、全てに共通するかもしれませんが、とにかく、自分の言いたいことを言っているだけという感じが強いです。
まぁ、生島さんの意見に賛同する立場の参加者が皆無だったのもあるんでしょうが・・・


少なくともネットにおいて、生島さんの意見は少数意見であることは事実でしょう。
それでもまだ自分が多数派だと主張しているのが不思議なんだけど・・・
データで飯を食っているなら、データを受け止めた発言をして欲しいなと思うわけです、ハイ。